どういうわけか「海洋散骨って高いんでしょ?」「20万円くらいかかるのよね?」と尋ねてくる方がとても多いです。なぜ「20万円」という具体的な数字が出てきたのか不思議ですよね?そんな疑問を海洋散骨実績6000件の私が調べてみましたのでご報告いたします。

A.結論から言いますと、20万円かかる散骨は「乗船型の散骨」で、「委託散骨(代行)」であればその10分の1の料金、2万円前後で散骨できます。
はじめまして。アットマガジンズ有限会社 代表取締役社長の舘山です。 2008年にハワイで散骨を経験したことをきっかけに「まごころ粉骨&散骨代行」千葉本店長として従事しています。これまで累計1万件以上の粉骨、6000件以上の海洋散骨を代行。NHK『クローズアップ現代』をはじめメディア出演・取材実績も多数ございます。 👉 詳しいプロフィールやメディア実績はこちら
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なぜ「20万円」という数字が出てくるのか?
この「20万円」という金額は結構な頻度で聞かれることが多く、当初はなぜ20万円なのか解らなかったのですが、長年この業界にいるうちに真相が解ってきました。
お客様たちの断片的な記憶をつなぎ合わせてゆくと、どうやら1991年に石原裕次郎さんの遺灰を相模湾に散骨した際にニュースやワイドショーで話題になり、当時それを観ていた人達の間で、海洋散骨 → 船をチャーターする必要がある → 料金は約20万円くらい。というのが記憶に残ったようです。
確かに、現代のチャーター料金は30万円前後しますから「ちょっと安いな」と感じておりましたが、35年前であれば20万円でもおかしくはありません。むしろ当時であれば高額な部類ですが、芸能人が利用する船なら豪華でしょうから納得感があります。コメンテーターなどが「船をチャーターすると20万円くらいしますからね」とか言っていたのかもしれません。
20万円で散骨できる船はあるのか?
結論から言うと「あります」。
チャーター(個別貸切)船であれば小型船を選んだり、他の遺族と一緒に散骨する「合同散骨」などであれば20万円前後で散骨することができます。ただ今はもっと安くチャーター散骨できるところもあります。
例えば「横浜散骨」さんは小型のボートでチャーター料金¥60,000(税込)です。粉骨料金は別なので+¥12,000で合計は¥72,000(税込)ですね。3名までしか乗船できませんが、横浜沖にパッと出て散骨して帰ってくるだけなら十分な大きさです。
神戸の「一花」さんは3名まで乗船できて¥80,000(税込)です。こちらは粉骨料金込みの値段です。
このように船が小さくても良ければ10万円以下で散骨することもできます。船に乗る遺族の数が2~3名であれば、大型船で合同散骨よりも、こういった小型船でチャーター散骨した方が、散骨後に少しクルージングして帰るなど自由度が高くて良いと思います。
最も安いのは「散骨代行」
最も安く海洋散骨できるのは「散骨代行」でしょう。散骨代行サービスとは「委託散骨」とも呼ばれることがありますが、要は「遺族は船に乗らず、散骨を業者に託すスタイルの海洋散骨」です。
散骨代行の最大のメリットは「安い」こと。依頼者が何名か集まったら出港するシステムなので、一回の船代を数名でシェアする分、価格をうんと安く抑えることができます。

例えば「まごころ散骨」の場合1名あたり¥18,000(税込)で東京湾に散骨することができます。この料金には粉骨料金や散骨料金、不要になった骨壺の処分料金、献花、散骨証明書の発行料金など、散骨に必要なほとんどのサービスが含まれていますのでとても安く散骨することができます。粉骨専門店なので、粉骨料金も含まれてこの料金であり、全国にお店があるので近くにお店があれば「来店割引」を併用してさらに¥1,500円安くなります。散骨代行サービスは遺族が船に乗れないので、実店舗があるという点は「安心感」を担保するためにとても重要だと考えます。
まとめ
ということでなぜ散骨=20万円という金額が定着したのかがお解りいただけたと思います。35年前は20万円、現在は30万円くらいが個別(チャーター)散骨の相場です。
昔はテレビしか情報源がありませんでしたし、船もお金持ちの人だけが楽しむレジャーという感じでイメージが定着してましたが、今は安いものから高価なものまでたくさんありますので少しでも安く散骨したい方はネットで探すと良いと思います。
ただ最近は、AI検索の影響で大手しか出てこなくなって必然的に高価な散骨ばかりを勧められてしまいます。そんな時は「散骨相談室」の散骨業者一覧ガイドを活用してください。小さな会社もくまなく調べて掲載してますので、きっとお望みの散骨業者を見つけることができると思います。

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